きくいも

きくいも【菊芋】topinambur

「きくいも」は、芋の仲間ではなくキク科の植物です。根が芋や生姜の様です。花は黄色で菊の花にそっくりで、赤芋と白芋があります。赤芋の方が少し歯ごたえがあります。当農園では、両方の芋を作っています。4月から5月にかけて植え付けをします。菊芋は、水分に弱いので畝(うね)は高~くして水はけを良くします。あまり手はかからないのですが結構病気に弱く、7~8月に2~3mに大きく育った頃、急に萎れてしまいショックを受けてしまいます。農薬は使いませんので仕方ないですね。
主成分は、「イヌリン」という水溶性の食物繊維で、水分を含むとゲル状になって、余分な糖質やコレステロール・塩分などを包み込み、吸収をブロックします。その結果、血液中に吸収される糖が減るので、血糖値の上昇が抑えられます。
イヌリン自体“糖質”ですが、人の体内には、イヌリンを分解・吸収させる酵素がないので、胃で消化されずに腸まで届きます。腸内で「フラクトオリゴ糖」に分解されて、善玉菌のえさとなり、良い腸内環境を維持し、便秘の方は改善効果が高いようです。しかし、腸が弱い人が食べ過ぎると、一時的にお腹が張ったり、緩くなることもあります。

●収穫時期 11月~3月
●食べ方
ほんのり甘く、食感はシャキシャキで、クセがないのでどんな料理にも合います。皮と実の間にも栄養がたくさんあります。なるべく皮はむかずに使ってください。
生でサラダでも食べられます。薄く切ったり、千切りにしてドレッシングをかけるとたいへん美味しいです。しかし、水にさらすと、水溶性のイヌリンが溶け出てしまいます。アクが気になる場合は、なるべく短時間でお願いします。
きんぴら・煮物・素揚げ・ポタージュスープ・おでん・カレー・シチュー・豚汁・味噌汁・サラダ・天ぷら・炊き込みご飯・味噌漬け・酢漬け などなど
※酢漬けもたいへん体にもよく美味しいのですが、長期間置くと下方に成分が溶け出て白く沈殿します。せっかくの成分です。ドレッシングなどに利用して食べてくださいね!
●保存方法
洗った生芋は乾燥するとすぐに水分が抜けてしまいます。かといって密封もよくありません。少し湿らせた新聞紙に包んで(新聞紙が湿っているので、包んだ後、ビニール袋に入れる場合は口を少し開けておいてください)、冷蔵庫の野菜室へ入れてください。保存期間は、約2週間ですがなるべく早く食べてください。
●見分け方
押さえてみて柔らかいものは、収穫して洗浄後、時間がたっています。また、切り口が赤みがかっているものも時間がたっています。赤芋も白芋も、表皮が黒ずんでいるものは、病気の可能性が高いです。緑がかっているものは日光に当たって、えぐみがあり美味しくありません。
種芋、これは赤芋です
高~い畝、石灰で少しでも病気に抵抗してます
こんなんなります。8月頃、約3mに成長します
キク科なので菊の花そっくり!
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